Google Adsenseにおける、「関連コンテンツユニット」についての記事です。
この記事でわかる事
■︎関連コンテンツユニットとは︎ |
Google Adsenseでブログを収益化している方であれば、まずは「関連コンテンツユニット」の解放を目指す方も少なくないはず。
日々ブログを更新し続けているのに、なかなか発動しない時はかなりモヤモヤしますよね。わかります、その気落ち。
さて、そんなモヤモヤを解消すべく、Google Adsenseの関連コンテンツユニットについて書いていきたいと思います。
目次
関連コンテンツユニットとは?
まずは「関連コンテンツユニット」を知らない方のために、サラッとおさらいします。
関連コンテンツとは、Google Adsenseで扱える広告の種類です。Google Adsenseでご自分のメディアを収益化している人はご存知だと思いますが、扱える広告の種類は限られていますよね。
いざアドセンスの審査に合格して、デフォルトでブロガーに扱う事が許されている広告の種類は、以下の通りです。
●バナー広告
●レクタングル広告
●レスポンシブ広告
●スカイスクレイパー広告
●インフィード広告
●記事内広告
といったところでしょうか。これらの広告はサイズや表示方法が違うので、各ページや掲載箇所により最適な広告を運営者が選び掲載するわけです。ここではそれぞれの広告の違いの説明は割愛します。
これらに加えて、一定程度のGoogleさんの基準をクリアしたメディアにのみ掲載することを許されるのが、『関連コンテンツユニット』です。
この画像は僕が運営している『雅の株』という投資ブログの掲載例です。このように、記事の下に広告を含んだ関連記事一覧を表示させることができます。
メリット・デメリット
デメリットは、正直ほとんどないと思います。Google Adsenseで収益化している方は、なるべく自然に広告へのクリックが発生するようなメディアを目指していることが一般的ですから、とても理にかなっている広告表示方法だと思います。
メリットは、回遊率の向上です。Googleさんのテストによると、平均的なおすすめの関連コンテンツで、ページビュー数が 9%、滞在時間が 10% 向上するそうです。それはブログにとっては嬉しいですよね。PV数や滞在時間が向上するうえに、広告のクリック率の向上まで見込めるわけですから、できれば早急に『関連コンテンツユニット』の解放を目指したいところです。
気になる発動条件は?
Googleさんからは明確な掲載条件が提示されているわけではありません。掲載条件は『ご利用になるには、サイトのトラフィック量とページ数が最低要件を満たしている必要があります。』とのことです。とにかくアクセスがある程度しっかりしているメディアでないとダメということです。
ちなみに僕の経験ベースで、今まで一番早く『関連コンテンツユニット』を発動した際の条件は、
■運営期間:約1年 ■記事数:150記事 ■1日のPV数:500前後 |
という感じです。ネットで色々調べてみると、発動条件は割とバラバラと言えます。しかし、1日のアクセスが最低でも継続して2~300にも満たないメディアには解放されていないようなイメージです。
使用可能かどうかの確認方法
仮に『関連コンテンツユニット』が使えるようになっても、特にメールなどでの通知はきません。ご自分でたまに管理画面をチェックしてみてください。
●チェック方法1
広告の設定>広告ユニット>新しい広告ユニット
と進めるとこの画面になりますので、こちらで確認できます。解放されていない場合は『関連コンテンツ』を除く3種類しか表示されていませんので。
●チェック方法2
設定>自分のサイト>コンテンツが一致
とすすめるとこのような画面になります。ここで表示されているメディアで、『関連コンテンツ』が使用可能ですよ、という意味です。
注意点
最後に、いざ掲載可能となった後の注意点です。
Google Adsenseで収益化されている方ならご存知だと思いますが、『広告を他のリンクと誤認してクリックさせるような表示方法』は禁止されていますよね。この禁止事項が『関連コンテンツユニット』にも適応されます。
関連コンテンツ記事の一覧のなかに広告が馴染むような感じで表示されますので、十分注意してください。
具体的には、
●『関連記事一覧』『おすすめ記事』などのラベルはできれば避ける
●ラベルには『広告』『スポンサーリンク』『おすすめ記事(一部広告含む)』などの表記をする
●もしくはラベルは張らない(その際、関連コンテンツの上部にリンクなどはおかないようにすること。クリックを誘導すような文言も避けてください)
この3点を気を付ければ、まず大丈夫でしょう。
まだ『関連コンテンツ』が解放されていないメディアは、まずはこの解放を目指して頑張ってください。