これは独立する前、WEBデザインをかじり始めた頃から思っていました。
昔、日々の生活の中でふと思ったんです。
飲みに行こう、美容院に行こう、服を買いに行こう、ご飯を食べに行こう、家を建てよう、これが壊れたから直してもらおう、これが知りたいから教えてもらおう、車を買おう、子供の保険はどうしよう、など。
言い出したらキリがありませんが、生活していると発生する他人とのリンクだったり、欲だったり、必要な事柄は、ほとんどの場合は「自分の知り合い」や交友関係のなかで解決すると。
自分の友人や知り合いに電話したり、彼らのお店や会社に足を運べば、ほとんど生活ってまわるなと、そんな風に思ったことがありました。
確かに、少しくらい友人や知人は多い方かもしれません。
しかし、僕が言いたいことはそういうことではなく、自分が住んでいる静岡という小さな町にも、優秀な社長やビジネスマン、職人やクリエイターはたくさんいるということです。
ちなみこの記事のトップ画像は、友人が営む完全デリバリー型のお花屋さんです。
〇〇の出店祝いにお花を送っておいてほしい!とか、〇〇の贈り物用にこんなアレンジメントで作って持ってきてほしい!という感じで利用させてもらってます。
同い年でとても応援しているので、チェックしてみてください。
・・・のように、例えば現代のioTを引っ張るソフトバンクの孫さんのようなビッグな社長ではなくていいんです。
すごいですよね、桁が。ソフトバンクの時価総額は約10兆円で、国内では第5位。
世界の企業の時価総額ランキング上位5社は、apple、alphabet(google)、microsoft、amazon、facebookと、皆さんも知っている企業ばかりです。
一投資家としてこれら企業の関連企業やグループ企業を調べていくと、必ずと言っていいほどソフトバンクグループの名前を目にするようになりましたし、先日行われた「Softbank word 2017」という講演会での基調講演は、ほとんどが外国企業のCEOばかりでした。
TOYOTAや三菱ファイナンシャルなどもそうですが、まさにグローバル企業といえますね。
すみません、話を戻しますね。
そんな世界を引っ張るような大企業の社長じゃなくていいんです。
自分が住んでいるここ静岡という町にも素晴らしい社長がたくさんいるので、そういった方々を、外側へ発信したいなと。
メディアや雑誌などでは大きな会社の社長にしか光が当たらないけど、そうではなく、例えば小さな花屋を営む夫婦、とか。
静岡を拠点に飛び回るカメラマン、建築会社社長、車屋さんの社長、フリーのデザイナー、サロンやバーのオーナーなど、大きな光は当たらないけど日々最前線で活躍し続けている「静岡の仕事人」をピックアップしたサイト。
そのサイトを見て、静岡の学生や若者が「自分もこんな仕事をしてみたい」とか、「ここで働きたい」とか考えてくれれば、将来の地域の生産性にも少しくらい貢献できるのではないだろうか。
そこまでいかなくても、静岡の消費者がそのサイトを見てお店やサービスを探すようになってくれれば、静岡の仕事人にとってもいい流れになると思うのです。
今はどのジャンルでも他県や海外の企業がガンガン地方にも参入してくるので、静岡の人のお金が外の企業に流れていきます。
これは決して悪いことではないと思うのですが、もっと地元の消費者が地元企業でお金を使うようになるということは、地元の仕事人にとっては素晴らしいことです。
そんなサイトを作りたいと思いました。
それに、もしそんなサイトを作るとしたら、自分自身が全ての人に直接インタビューしたいのです。
たぶん、めちゃくちゃ面白く、ぶっとんだ社長さんや職人さんとの出会いが溢れているはず。
あまり人に言ったことはなかったけど、こうして文章にしてみると、強烈に行動したくなってきました。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
来年、着手してみます。