フリーランスの働き方【競合調査のやり方と考え方】

こんにちは、WEBデザイン事務所Graspaの遠藤です。フリーランスの働き方、というテーマでブログ書いてます。

記事一覧はこちら

皆さん、同業他社を研究していますか?せめて同じ地域でビジネス展開している同業種くらいは徹底的に調べなければ、自分のビジネスを差別化させることが難しいですよね。意外と市場調査をする人が少ないので、本記事では競合調査のやり方と考え方についてまとめてみたいと思います。

目次

目次

競合調査

まずはWEBデザイナーである僕の場合。独立する前に、まずは最低限の調査は済ましていました。ここ静岡にはどれくらいのフリーWEBデザイナーがいて、WEB制作を受けている会社がどのくらいあるのか。そこで、体感的にそもそもの絶対数が少ないうえに、会社単位で事業展開されているところが多いことを認識しました。

そしてここが重要なのですが、『ガンガン自分のビジネスを発信している』WEBデザイナーが少なかったということ。そして、検索エンジンで上位表示されてくるWEB制作会社のなかには、制作した後の管理やフォローの部分を強みにしている会社が皆無でした。だから、僕は『作ったあとも、その会社のWEB担当になることで集客につなげていく』というコンセプトを打ち立てることができ、それが売上に大きく貢献しています。

自分がビジネスをする地域の同業他社の色を研究することで、自分が進むべく道が見えてくる典型的なパターンだと思います。

競合調査項目

あなたがこれから始めようとするビジネスには既にライバルが存在していることが多いです。そこでチェックしたいのは、主に以下の3つ。

「商品価格」

「USP(独自の強み)」

「サービスの質」

自分のビジネスが勝っている部分はどこか等をチェックしていきます。

それでは具体的に何をするのか。

競合調査の実施方法

・ライバル企業の商品を買ってみる

・サービスを利用してみる

・メルマガに登録してみる   …など

消費者としてライバル社を利用してみることです。その際に気が付いたこと等を先にストックしておきましょう。

もう少し踏み入った調査をすのであれば、『検索ボリューム』の把握です。その地域で、あなたの商品にたどり着くための検索ワードがどのくらい検索されているのか。そういったキーワードを把握し、ニーズを確認したうえで、自社のサイトやブログで発信していくとより効果的です。

 

前提は同じ商圏で、自社に似た業態や使われ方をしているところとなります。最低3社以上は、競合調査をすることをお勧めします。

 

差別化

 

よく競合調査で、商品情報を確認しようとすると全てを確認しようとします。そうする時間と経費があれば問題ありませんが、普通の中小店舗では難しいです。

商品情報の確認をする前に、あらかじめ商圏調査を実施し、自社の強み・弱みはここにあり、お客様のこういうニーズに対して、こういう対策をとる差別化戦略を行うと仮設を立てて、競合へ訪問することが重要です。自社がとろうとしている戦略が他社よりも優位であるかを競合調査で確認をするのです。そうしないと、薄く、中身のある競合調査となりません。

よく、『差別化』という言葉を耳にします。よそと全く違うことをするということをお話される方がいらっしゃいます。

本当にそうなのでしょうか?

実際に同じような戦略でも突出して差別化をはかれている事業がたくさんあります。つまり、自社の強みが他社を圧倒し、『差別化』しているのです。差別化とは、『顧客の伸びているニーズに対して、自社の優位性を出すこと』であるという考え方をもつとよいでしょう。

そのためには、自社の『強み・弱み』を知るだけでなく、競合の『強み・弱み』を知ることが重要なのです。そのために『競合調査』を行うことが重要なのです。

この調査をとことんやることで他社にはない自社の強みや独自の売りというものが徐々に明確になっていきます。このライバルチェック【競合調査】は独立後も続けていくとあなたにとって有益なものとなるでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次