Startup Weekendクアラルンプールに参加してきました

先日、マレーシアのクアラルンプールで開催されたStartup Weekend Kuala Lumpur(マレーシア、クアラルンプール)に参加してきました。普段の日本開催ではカメラマンとして、仕事として関わっているこちらのイベント。

今回は撮影ではなく、プレーヤーとして挑戦した3日間でした。この記事では、その前半の様子を振り返ってみたいと思います。

目次

Startup Weekend

Startup Weekendをご存じない方のために簡単に説明すると、世界中で毎週末に開催されている “3日間でアイデアを形にする” 起業体験イベントです。

初日にアイデアをピッチし、仲間を募り、週末のあいだに市場調査、プロトタイプ制作、そして最終プレゼンまでをやり切る、非常に濃密なプログラムです。

ビジネスアイデア

今回、僕がピッチしたアイデアは 「Smart Luxury Toilet」 という、東南アジアのトイレ事情を改善するための有料ラグジュアリートイレのサービスです。

東南アジアでは、トイレが汚い、悪臭がする、紙が流せない、床が濡れている、場所が分かりにくい——といった課題が多くあります。旅行者としても、現地の生活者にとっても、日常的に直面するストレスです。

そこで僕は、「清潔で安心して使えるプレミアムトイレを、有料で提供する」仕組みを提案。このアイデアに共感してくれたメンバーが集まり、僕がチームリーダーとしてプロジェクトを進めることになりました。

まず、専門性が異なる多様なメンバーでしたが、みんながこのアイデアを“自分ごと”として取り組んでくれたことが嬉しかったです。僕以上に熱量を持って議論してくれたり、調査に飛び出してくれたりする姿を見て、本当に嬉しく、心から頼もしく感じました。

イベント期間中は、クアラルンプール市内で英語を使いながらフィールドワークを行いました。ショッピングモール、観光地などを回り、利用者へのインタビューや既存トイレの状況調査を実施しました。

英語でのリサーチは簡単ではありませんでしたが、直接会話し、リアルな声を聞くことで、課題の深さやニーズの幅が見えてきました。

最終ピッチと結果

最終日には、各チームが成果をまとめてプレゼンを行います。僕たちのチームもギリギリまでスライドを磨き、ストーリーラインを整え、サービス体験の流れを可視化するところまで作り込み、更にこのピッチでは審査員からこの質問がくるであろうというところまで調整し、準備をしました。

そして迎えた最終ピッチ——結果は 2位 でした。

率直に言えば、優勝しか目指していませんでした。

優勝だけを狙って本気で取り組んできたので、結果を聞いた瞬間は本気で悔しくて、まさに放心状態。

コメントでは頭が真っ白になるほどでした。

ただ、その後ほかの参加者と話している中で、1位チームのリーダーが1年前に一緒にStartup Weekend Cebuに参加していた仲間だったことが判明しました。

あの時は“完全に負け組”だった僕たちが、今回はKLで1位と2位を取ったという事実に、思わず笑ってしまいました。悔しさは残りますが、これはこれで悪くない結果だと、素直に思えました。

審査基準に少し納得いかない部分も正直ありましたが、それ以上に、今回のチームメンバーとの出会いや、みんなと一緒に挑戦した時間がかけがえのない経験になりました。

リーダーとして足りない部分も多かったと思いますが、それでも全員が最後まで本気でついてきてくれたことに、心から感謝しています。

そして「Smart Luxury Toilet」は、ここで終わりではありません。東南アジアのどこかの国で、まずは1施設を試験的に作り、仮説検証を進めていく予定です。まだまだ課題もありますが、今回の学びを生かし、次のチャレンジに向けて歩み続けたいと思います。

後半の記事では、クアラルンプールでの滞在や街の雰囲気、そこで感じた文化や人々の印象について書いてみるつもりです。引き続き読んでいただけると嬉しいです。

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