SOHOというスタイルの働き方

皆さん、SOHOとうい言葉をご存知ですか?

【Small Office Home Office】の略で、要は家とか小さなオフィスなどを仕事場にして働いている人たちのことをいうようですね。

ここ数年で、新しい働き方として一気に目にするようになった言葉ですが、自宅にオフィスを構えてWEBデザイン事業を営んでいる僕も、SOHOスタイルといえます。

なんとなくの僕のイメージですが、フリーランスの中でも、例えばカメラマン・ジャーナリスト・プランナーさんのようにガンガン現場に出ていくよう働き方をしている方というよりは、デザイナー・ブロガー・プログラマーさんなど、部屋でPCで延々と仕事をしているような人たちのことをいうような気がします。(あくまでイメージです。)

昔よりもグローバル化やインターネットの通信速度の高速化、スマホやPCなどの技術の進歩により、「個人」でも戦っていける時代であることは間違いないです。

しかし、フリーランスやSOHOというのは、そんなに簡単なものではありません。

僕が自分の仕事に対しての向き合い方で大切にしていることを書いてみます。

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SOHOという働き方に対するイメージとギャップ

基本的な仕事の例として、企業などが何かの案件や業務の一部を、スキルのあるフリーランサーやSOHOに業務委託し、その仕事を家やオフィスでこなし納品する、というのがよくある流れだと思います。

あとは転売ビジネスですとか、アドセンスやアフィリエイト、youtuberなどの広告ビジネス、プロダクトローンチなど、直接企業からの外注型ではなくても「ネットビジネス」はいくらでもあります。

独立を目指す若い方や、会社をやめてフリーランスやSOHOスタイルになりたいと思っている方の中には、こんな風に思っている方もいるかもしれません。

・PCが一つだけあれば、どこでも仕事ができる。

・仕事時間は自分で決められる。

・クリエイティブな仕事だから、高収入。

などなど。

僕も独立することを目指しだした頃は、そんな風に思っていました(笑)

しかし実際は、そんな甘くないです。僕はまだ独立したてなので、そんなに落ち着いていません。

「たまたま」仕事の案件をずっと頂けているおかげで、朝から夜中まで仕事ができています。

効率が良くなく、仕事量に対する生産性が悪いという、いい例ですね。

おかげさまでモニターの見過ぎで視力は低下、マウスやキーボードの打ちすぎで右手は腱鞘炎、肩や首の痛み、睡眠不足、座りすぎで筋力の低下など、身体も意外とキツイのです。

実際に成功されていて、ほとんど作業しなくても収入が入ってくるような仕組みを作れている有名人もたくさんいますよね。

しかし、そういった方々は、ほんとにごく少数だと思います。

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それでは先ほどの3つのイメージについてです。

・PCが一つだけあれば、どこでも仕事ができる。

これはあながち間違っていません。当然、業種にもよりますが。

例えば、僕はWEBデザインが主な収入源の一つですが、確かにPCが一つあれば場所を選ばずに仕事をすることができます。

illustratorやphotoshopが入ったPCなら、もしかしたらほとんどの業務をこなせるかもしれません。

・仕事時間は自分で決められる。

確かに仕事時間は自分で決められます。

でも、逆に言うと、慣れるまではしっかり「時間や休み」を決めないと、絶対に上手くいきません。

会社という自分を拘束していた枷が外れてしまったんです。

朝は何時に起きて、何時に仕事を開始しても誰にも怒られません。

打ち合わせがなければ特に誰に会うわけでもないので着替える必要もなければ、疲れたら寝室に戻り昼寝でもすればいい。

こんな状況に陥らないためには、会社にいた頃よりも強い拘束力で、自分に枷をはめなければなりません。

まあそんなことしなくても、まじめな人なら普通にできると思いますが。

・クリエイティブな仕事だから、高収入。

これはWEBデザインでいうところの、一番大きな勘違いですね。

確かにかなりの技術を持った、高単価の売れっ子フリーランスWEBデザイナーはいます。

しかし、そんな人は本当に一握りです。

当然仕事が絶えなければ、フリーランスやSOHOでも、普通にその辺のサラリーマンよりは稼げます。

しかし、ここで一番重要なことは、仕事の技術が高いかどうかではなく、仕事を取ってこれるかどうか、ということです。

極論ですが、技術80:営業力20の人よりも、技術20:営業力80の人の方が売り上げは上げれます。

まとめ

これらのことから、僕が思うSOHOの人が目指すべく道は、PCやスマホだけで仕事ができて経費がかからない、長い時間働かなくても高い収入を得ることができる、という方向性です。

「大変な仕事や長時間の仕事」=「高収入」などと考えている人は、とても時代遅れな気がします。

その逆で、仕事を極限まで簡素化して、収入を上げる。これが本当の意味での生産性の向上だと思います。

研究していると言いましたが、僕はまだまだそれができていません。

そこを目指しているからこそ、目の前の仕事に全力で取り組むことができます。

楽しいですよ、フリーランスやSOHOは。好きなことずっとできますから。

僕は断然独立推薦派です。


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この記事を書いた人

静岡のWEBデザイン事務所【Graspa】

代表:遠藤雅士

生年月日:1987、8、29

趣味:スポーツ、読書、楽器、株式チャート

初心者のための、株式投資ブログも書いてます。

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