【日本平夜市】について。

こんばんは、WEBデザイン事務所Graspa【グラスパ】の遠藤です。
忙しかった、といえばそれまでですが、言い訳ですね。
普通に忙しく仕事しているくらいで、ブログが書けないほど時間がない訳がないのです。
「時間はつくるもの」昔から尊敬している社長に教わりました。
頑張ります。
まじめか。

 

「日本平夜市」という、静岡市が後援のイベントがあります。
4月から実行委員会に、主にWEBまわりの広報として参加させて頂いています。

どんなイベントかというと、『日本夜景遺産』に「日本平」(静岡県静岡市)が日本を代表する夜景資源として認定されたのをきっかけに、この場所のイメージを一新しようと地元の人間が立ち上げたイベントです。

毎月第4土曜日に開催していて、先日第6回目の夜市を無事に終えたところです。
とても雰囲気のいいイベントなんです。

 

なぜこのイベントに携わるようになったのかといいますと。

運営母体である日本平夜市実行委員会の上層部に、古くからの旧友がいます。
小学校からの友人で、部活も一緒でしたし、よく遊んだし、鉄棒を極めたり、悪いこともしてみたり。
大人になっても繋がりのある数少ない友人です。

 

そんな彼が、この日本平夜市のWEBサイト制作の相談に来てくれました。
とても嬉しかったです。

 

しかし、この仕事を受けるかどうか、非常に悩みました。
こんなに悩むことあるかな?というほどに悩みました。

なぜ悩んだのかといいますと。

 

こんなこと馬鹿正直にブログに書いてしまうのもどうかと思いますが、僕にとっては大切なことなので正直に言ってしまいます。

 

制作費用の問題です。

 

基本的には地元の同じ志を持った有志の方が作り上げてきたものです。

多少の補助金が委員会の方におりたと言っても、縁の下に入ることであろうWEB制作の僕のもとには、充分な制作単価は組まれないということは一目瞭然です。

そのうえ、いつも僕が言っていることですが、WEB制作というのは作って「はい、終わり」というものではありません。
できたものをしっかりと更新し、修正し、ニーズに応じて変化させていく。
こういう「制作した後」の行動が、企業の売上に繋がるのです。

夜市は企業ではありませんが、情報をビジターに届け、集客の糧にするという本質的な部分は同じなのです。

つまり。

一度制作したら、もう後戻りはできないということです。

 

僕は自分の会社を立ち上げたとき、「友人価格」と「安売り」はしないと決めていました。

なぜなら僕は一人で活動しているフリーランスのWEBデザイナーです。
自分一人でこなせる量には限界があるし、家族を守らなければなりません。
そして何より、自分の技術にお金を払ってくれているたくさんのお客様がいるのに、友人というだけで安く仕事を受ける理由にはならないのです。
そんな性格なので、僕は普段から、知り合いのお店に行ったときは「安くしてもらう」ことより、「たくさん買ってあげよう」という心理が働きます。

あ、これはあくまで個人の意見ですので、気にしないで下さい。

 

話を戻します。

 

 

僕にイベントのWEB制作の相談をしてくれた彼に、正直に聞いたことがありました。

 

なぜ実行委員にそんなに力を入れれるのかと。

当然彼にとっては本業ではありません。

 

 

少し考えたあと、「楽しいから。」と答えました。

 

 

 

正直、意味が分からないと思いました。

「時間」という概念が最も大切で限りのある財産だと考える僕にとって、「楽しい」という理由だけでそこまで膨大な時間と労力をかけても、全く生産性がないと。

 

しかし彼は、こう続けました。

 

 

じゃあマサシ(僕)はなんで音楽を続けいるのか、と。

別に音楽で生計をたてているわけではないのに、それでも昔から楽器を弾き続けて、音楽を制作したり、ライブをしたり。

それは楽しいから自分の一部分になっているのではないのか、と。

実際にこのイベントがあったから、旧友である僕とこんな話ができたり、色んな人に出会えたりしている、と。

 

 

その言葉が、めちゃくちゃ響きました。

 

自分の考え方が間違っているとは少しも思っていません。
しかし、そんな僕の考えも尊重してくれているうえで話をしてくれていることがとても嬉しく思いました。

理屈ではない。
緩いようで、熱い男です。

 

 

そしてこちらが、完成したWEBサイトです。

 

 

 

雰囲気がいいので、写真をたくさん使用し、ファーストビューで魅せる。

全体的に動きのあるデザイン。

コンテンツは多いけど、トップページはだらだら下まで長くならないようにまとめること。

これが今回の僕のコンセプトです。

 

あと今後は、トップページのフルスクリーンには美しい映像を。

ワンクリックで英語のディレクションに切り替えられる多言語サイト。

この二点を導入したいと考えています。

 

 

 

はれて、今後お手伝いさせていただくことになった日本平夜市。

 

ゆるい感じにはなってしまうと思いますが、WEBまわりをしっかりと管理していこうと思っております。

 

また、この活動を通して、様々な自分とは違うフィールドで活躍している方との出会いを、たくさん探してみようかと思っています。

そんな新しい価値観を生みだしてくれた友人に感謝です。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました。

日本平夜市 WEBサイト


この記事を書いた人

静岡のWEBデザイン事務所【Graspa】

代表:遠藤雅士

生年月日:1987、8、29

趣味:スポーツ、読書、楽器、株式チャート

 

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